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ハナさんキッチン

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顧客データの分析能力の高さがセブン-イレブンの強み

暮らし-未来 暮らし

テレビ東京のワールドビジネスサテライト(WBS)でセブン-イレブンについて放送していました。

セブン&アイ・ホールディングスのグループ売上が10兆円を超えたそうです。また、プライベートブランドの「セブンプレミアム」は今年度1兆円の売上を目指すそうです。

セブン-イレブン 終わりなき革新 (日経ビジネス人文庫)

セブン&アイホールディングスのプライベートブランド「セブンプレミアム」は、今回コカ・コーラと組んで、セブ ン&アイのロゴを入れたGEORGIAの缶コーヒーを出すそうです。ブランドマークの使用に関して小うるさいコカ・コーラが他社の ブランドマークとの同居を認めたのは画期的です。それほどセブン-イレブンが強いということですね。

ポテトチップスもカルビーが製造するようになったそうです。カルビーの前は湖池屋が作っていました。

 

セブン&アイホールディングスはコンビニエンスストア、スーパーマーケットだけでなく、デパートの西武、そごうや、専門店ではアカチャンホンポ、Loft、通信販売ではニッセン、金融ではセブン銀行、セブンカード、nanacoを傘下に持つ巨大グループです。

セブン&アイホールディングスが商品を買ってくれなければ物が売れないのが現実でしょう。

セブン&アイホールディングスはものを売る力だけでなく、コカ・コーラの人もインタビューで話していたとおり、客が何を欲しがっているのか、分析した情報を持っているのも強みでしょう。

この影響力でセブン&アイホールディングスは、すべての商品を呑み込んでいくのでしょうか。

 

さて、以前書いたように、セブン-イレブンは早い時期にPOSシステムを導入し、一定の層の客が何を求めているか分析して販売につなげていました。

hana3hana.hatenablog.com

従来、売れ筋商品の開拓は、店主の勘やバイヤーの感性に頼っていました。

しかし、現在は、POSシステム、さらに進んでnanacoやクレジットカード、ポイントカードの詳細なデータを活用して、 特定の個人が何を嗜好しているか、どのような消費行動を取るかを判断して商品を仕入れていると言われています。

 

あるセブン-イレブンに行くと、売れ筋商品でもないものが必ず2~3個置いてあるそうです。それは常連の顧客のために置いてあるのだそうで、常連さんは利益率の高い他の商品も必ず買っていくので、その常連さんを来店させるために売れ筋商品でもない商品を置くのだそうです。こういった分析が出来ることが、セブン-イレブンの一人勝ちにつながったのだと思います。

 

客に一番近いところにいて、様々なデータから客が何を求めているのか判断して売れ筋のナショナルブランドを選別し、さらにオリジナルブランドを製造し、利益率まで上げる。

店頭でレギュラーコーヒーやドーナッツを売ったりしたのも、品質が良くて値段の高い商品を店頭に並べたのも、客の消費行動から一定の売上があると信じていたからでしょう。そしてそれは成功して売上が伸び、他のコンビニエンスストアの追随を許さない売上日本一のコンビニエンスストアになったのです。

 

顧客データの分析能力の高さがセブン-イレブンの強みなのです。

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もしも、セブン-イレブンとtamecoが組んだらどうでしょうか。客の滞在時間や、何を探していたか、何を買おうと迷っていたかまでわかるようになるかもしれません。

もしも、セブン-イレブンが防犯カメラの画像解析で客の分析を始めたらどうでしょうか。お客が店に近づいてきただけで欲しがっている商品をアナウンスしたりディスプレイに表示できるようになるかもしれません。

 

さらに大量の情報を入手するシステムと、AIで情報処理能力を高めた時、セブン&アイホールディングスは単なる小売店を超越した存在になるかもしれませんね。