ハナさんキッチン

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はてブのネガティブコメントで凹んでいた時とんでもないことをやらかしてしまった

negakome-tosatu

少し前のお話です

夜、目が覚めた。

ネガティブコメントを読んでから、寝付きが悪い。

 

なんでこんなことを書くんだろう。

どういう気持ちでこんなことを書いたんだろう。

 なんだか気になってしまう。

 

もともとブログを書いたのは自分。自分が巻いた種。

そう思うと、ブログなんて書かなければ良かったと思ってしまう。

 でも明日は会社がある。早く寝よう。

布団に入って眠りについた。

 

翌日、寝覚めは悪かったが、仕事へ出かけなければならない。

私は、ぼんやりと会社へ出かけた。

 地下鉄で・・・

駅へいくまでの足取りが重い。

(本当に身バレしていたらどうしよう・・・)

そんなことを考えると、なぜだか急に心臓の鼓動が早くなって、なんだか胸が苦しくなってくる。

どういうことを考えて、あんなことを書き込むんだろう。

seiroten 身バレしたいとしか思えない馬鹿エントリ。

そうさ、おバカさんだよ・・・

RM233 よし!いく先々のコンビニで「ここでクワガタたくさん採れるってブログで見ました!」って言おう!

身バレさせてやれってことなのかなあ・・・

 

なんだか悪意を感じるんですよね・・・またネガティブコメントを思い出してしまった。

(いけないいけない、これから仕事だ。仕事の段取りを考えよう)

私が勝手にネガティブだと思い込んでいるだけ。書き込んだ人は悪い意味で書いていないんだろう・・・

 

 地下鉄がやってきた。

 

ゴゴゴゴ・・・

 

飛び込んだらどうなるんだろう?

楽になるかなあ・・・

 

いつも考えないことが頭をもたげる。

地下鉄が近づいてくる。

 

ゴゴゴゴゴ・・・・

 

いつもより音が大きく感じる。

 

ゴゴゴゴ・・・

 

地下鉄に乗った。

 スマートニュースに載ってたみたい

通勤時間は購読中のブログを読む貴重な時間なのに、今日はスマホを見る気になれない。

いつもより空いている電車の中で、宙吊り広告を見ながら、ぼんやりと仕事のことを考えてみる。

でも、頭に浮かぶのは、ネガティブコメントと、本当に身バレしてしまったらどうしようかという恐怖・・・

www.hana3.net

 

このお話をブログにアップしたら、すごいアクセス数があったのです。原因はスマートニュース。

(そういえば、スマートニュースのアプリをスマホにインストールしたけど、はてなの記事はどこにあるんだろう?)

そんなことを考えていたら、地下鉄に載っていた人たちがワラワラと電車から降りていく。

いけないいけない、降りそびれてしまう。

私も、人の流れとともに、電車から降りた。

 

今日はいつもより電車が空いているみたいだったけれど、通勤ラッシュなので、たくさんのサラリーマンやOLさんたちが歩いて行く。

上りのエスカレータは長い行列ができていた。私は運良く、良い香りのするミニスカートOLさんの後ろに並んだ。OLさんのミニスカートからはスラリときれいな脚が伸びていて一瞬目を奪われる。

(鬱になると異性に興味がなくなるって言うけど、このOLさんが気になるってことはまだ鬱にまでなっていないんだな)

ネガティブコメントのことを、ほんの少し忘れることが出来た瞬間だった。

その時、スマホが鳴った

その時、ズボンのポケットに入れてあったスマホが鳴った。早出勤の社員から問い合わせのメールかな。もう少しで会社につくのに・・・

慌ててズボンからスマホを取り出して確認する。

 

スマートニュースだった。

 

スマートニュースは1日に何度かニュースの配信をしてくる。ちょうど朝の配信の時間だったらしい。

ミニスカートのOLさんの後ろに続いて私もエスカレーターに乗った。

(歩きスマホは危ないけれど、エスカレータースマホなら良いよね。)

私の書いたお話が、スマートニュースにどんな風に乗っているのだろう?

私はそれが気になっていた。

 

こんなところで、スマホなんていじってたら、疑われますよね。

でも、この時はネガティブコメントで頭がいっぱいで、ぼんやりしていたのか、どうしてもアクセスが急増したスマートニュースを確認したかったんです。

 

スマホを操作してスマートニュースを見てみる。

どこにも私の記事は無い。

(そういえばコメントで右の方にある+タグからはてなを探すって書いてあったっけ・・・)

タブを操作して+タグからはてなを探してみる・・・

 

・・・・・

 

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あった!

 

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スマートニュースは1日に何度かニュース配信をします。泡沫ブロガーの私の記事なんてすぐに消えてしまうかもしれない。

 

スクリーンショットを撮って残しておこう・・・

 そして事件は起こった

電源ボタンと、ボリュームボタンダウン同時押しで・・・

 

カシャッ

 

大きな音があたりに響いた。

娘のゼンフォン2(海外版)はシャッター音を無音にも設定できるけど、私のスマホはスクリーンショットを撮っても音がするんです。それも結構大きな音が。

 

突然目の前のミニスカートのOLがバックでスカートを抑えて振り返る。

私の隣に並んでいたおじさんが私の腕を掴んだ。

「何をこそこそやっているかと思ったら盗撮か!」

あたりに響くような大きな声で私に怒鳴りつけた。

エスカレーターを降りたところで、異変に気づいた駅員が近づいてくる。

(違うんです。スクリーンショットを撮っただけなんです!)

そう言おうとしたのですが、ネガティブコメントでぼんやりとしていたんですね。別の言葉が口から出てきました。

「ごめんなさい。会社行かなくちゃいけないんで。ごめんなさい。」

まるで盗撮した犯人のような謝り方・・・なぜスクリーンショットを撮っただけなんです!って言えなかったんだろう・・・

 

私は駅長室へ連れて行かれた。

OLとおじさんは会社へ行くということで、駅員が名前と連絡先を聞いて何処かへ行ってしまった。

私は二人がいなくなってから、スクリーンショットを撮っただけだと説明したけど、駅員は、

「警察呼んだから。警察に調べてもらうね。」

というだけ。

(警察・・・)

スマホを机の上に置かれ、イスに座らされている私は、目の前が真っ暗になった。

(身バレどころか、どうなっちゃうの・・・)

取り調べ

しばらくして二人の警察官がやってきた。年配の警察官と、若い警察官だった。

椅子から立ち上がって挨拶しようとしたら、

「座っとれ!」

とすごい勢いで怒鳴られた。

年配の警察官は駅員となにかヒソヒソ話をしている。

若い警察官が、私の住所や名前や生年月日を聞いてくる。

その後、白い手袋をはめて私のスマホを確認する。

 「スマートニュースのスクリーンショットを撮っただけなんです。」

私が説明すると、警察官は冷たく言い放った。

「パスワードは?」

なんか怖い・・・

完全に犯人扱い・・・

私がスクリーンロックのパスワードをいうと、ノートにメモして、私のスマホをいじりだした。

しばらくスマホをいじった後、年配の警察官に見せたり、携帯電話で誰かとしゃべっている。

 

・・・・

 

疑いは晴れた。

 

あたりまえだよね。スクリーンショット撮っただけだし。

 

しかし、その後、年配の警察官からお説教・・・

李下に冠を正さずとか何とか言っていたなあ・・・

 

確かに、エスカレーターでスクリーンショットなんて撮ったら疑われますよね。

皆さんも気をつけましょう。

 

でも、スクリーンショットにシャッター音は必要ないよね。

 

【これはフィクションです】