今更ながら、「金持ち父さん貧乏父さん」を読みました。
私が読んだのは改訂版の方。
でも、改訂版でない表紙のほうが、皆さんきっと、ご存知ですよね。
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)
内容は、読んでいただきたいところですが、かいつまんで書くと、少年時代の思い出話から始まり、実の父である貧乏父さんと、友達の父親である金持ち父さんの教えを両方聞き、金持ち父さんの教えを実践して金持ちになった人のお話です。
どきりとするところが、
金持ちは資産を手に入れる。
中流以下の人は負債を手に入れ資産だと思い込む。
っていうところでしたね。
例えば住宅。マイホームは負債なんだそうです。私はてっきり資産だと思ってましたよ。
そういえば、こちらの本にも書いてありましたね。
マイホームは買ってはいけない
って。
資産と負債の違いは、
- 資産はお金を生み出すもの。
- 負債はお金が減っていくもの。
だそうです。だから、マイホームは負債、収入がある賃貸住宅は資産ということになります。
日本のウォーレン・バフェットと言われている竹田和平さんも、「家は一番最後に買うものだ」って言ってましたっけ。
すべて、家を建ててローンを返済中に読んだのですから後の祭りですがね。
お金持ちになった資産家は、どの人も似たような事を言っていますね。
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そういえば、「金持ち父さん貧乏父さん」に、0からお金を作る方法も書いてありますよ。難しいと思いますが。日本でいうところの競売物件とかをお金を借りて格安で買って賃貸に出したり、適正価格で売って、借りた金を返して利益を得るそうです。
日本だと、頭にヤのつく自由業の人が巣食っていそうな話ですがね。
「金持ち父さん貧乏父さん」の筆者の資産は不動産がメインだそうですから、不動産に絡む話が良く書いてありました。
他に、面白い例えとして、
スーパーのバーゲンセールには押しかけるのに、株のバーゲンセールの時は暴落だと騒ぎ立てる
とも書いてありました。
たしかに、株価が下がると、大騒ぎになりますよね。安いから買おうなんて思いませんもんね。
私の場合も、リーマンショックと円高で投資信託の価値が半分くらいになったとき、ナンピン買いって言うんですかね、買い足せばよかったのでしょうけど、それが出来なかったんですよね。
そこが貧乏父さんと金持ち父さんの違いなんですね。
金持ち父さんなら「バーゲンセールだ!」って大喜びで買うんでしょうね。
そして、
お金のために働かない
お金を自分のために動かす
という事も書いてありましたね。
トマ・ピケティも言ってますよね。資産が生む利益のほうが働いて得た利益より大きいって。
貯蓄も大事だけれど、インフレに備えて積極的に投資もしないといけませんね。
NISA枠いっぱいくらいの株式を持ちたいものです。
株のバーゲンセールでも始まらないかな・・・