9月1日問題というのでしょうか、こどもの自殺率が高くなるのが9月1日だということで、子どもを自殺から守る意味で、ハナさんも2つの記事を書きました。
子ども向けがこちら。
大人向けがこちら。
ハナさんの書いたものですから、ほとんど読まれていませんけど・・・
たくさん読まれていないってことは、ツライ思いをしている子どもや、その保護者が少なかったということかな?
これらの記事の基本的な考え方は、無理に学校へ行かなくて良いということです。
当然、学校へ行けるのなら行ったほうが良いのですが、学校へ行くか、死んでしまうか二者択一の考え方しかできないほど追い詰められてしまっている子への解決策のつもりで書きました。
学校へ行きたくないのなら図書館に行けば良い
他にも同様のことを考えた人がいたみたいですね。
もうすぐ二学期。学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい。マンガもライトノベルもあるよ。一日いても誰も何も言わないよ。9月から学校へ行くくらいなら死んじゃおうと思ったら、逃げ場所に図書館も思い出してね。
— 鎌倉市図書館 (@kamakura_tosyok) 2015年8月26日
ハナさんは、学校へ行かずに相談機関に相談しようという内容で書きましたが、公的機関である図書館が受け入れてくれるとは頼もしいですね。
図書館なら自習室もありますから、勉強ができますからね。
図書館司書の方もいますから、管理もバッチリです。
犯罪に巻き込まれる心配はありません。
スズコさんも、図書館について語っています。
遠くから見守ろうって言うことですよね。
子どもの居場所ってなに?
「子どもは、家庭や、学校にいるものだろう。」きっと、多くの人がそのように考えると思います。確かにそのとおりです。
でも、家庭にも、学校にも「居場所」を見つけられずに、他に「居場所」を見つけようとする子どもがいます。
しかし、それが、あるものは非行グループに入ったり、またあるものは犯罪の被害にあったりしているのが現状です。
最近も大阪で中学生2人が45歳の男に殺されたと思われる事件がありましたよね。
彼ら、彼女の居場所が「自宅」であったなら、殺されずにすんだことでしょう。
彼らが特殊であったとは思いません。成長の通過点で、誰しも大なり小なり起こることだと思います。
親といるより、友達と一緒にいる方が楽しい。そして彼らはその気持が大きかった。
親に反発するのは、思春期の特徴ですよね。今は中二病っていうのかな?
子どもは、自分を受け入れてくれる「居場所」を探しているんです。
子供だけでなく、大人もそうかもしれませんね。
居場所って言うのは、土地のことだけじゃないんですよね。自宅でも、親がいない時間は心地よい居場所になっている子どもがいるかもしれない。
現実社会より、ネットの仮想空間の方が居心地が良い子どももいるかもしれない・・・
大人だけど、ハナさんもそうかも?
ブログ読んだり書いたりするのが楽しくて、ついつい夢中になっちゃうんですよね~
さて、「子どもの居場所」っていうのは、
心豊かでたくましい子どもたちを社会全体ではぐくむため
中略
安全で安心して活動できる子どもたちの活動拠点
を言うそうです。
でも、今回鎌倉市図書館やスズコさんが訴えている居場所は、「避難場所」みたいなものですね。
良いことじゃありませんか、避難場所。
ツライ子どもを救ってあげましょうよ。
場をめぐる話題
いろいろググっていたら、こんな記事を見つけました。
例えば、子どもの居場所について考えてみよう。
小学校のすぐ横に児童館とか、子どもの居場所スペースみたいなのができたとする。その学校の子どもたちは、みんなそこに行く。
学校でうまくいっていて、学校に居場所がある子は、そこにも居場所があるだろう。
でも、学校でうまくいっていない子は、そこにも居場所はみつけにくいと思う。なぜなら、学校の人間関係がそのまま持ち込まれてしまうからだ。
中略
「地域の居場所」の問題について考えるとき、大切なのは、
ひとつの場や組織でなにもかもを解決しようとしないことだ。
子どもから高齢者まで? 「地域の居場所づくり」の盲点 | 新しい日常を創るためのベースキャンプ
長田さんが指摘しているように、すべての子の問題を解決できる組織も、居場所もないと思います。
出来るのなら、学校がそうなっているはずです。
だから、図書館がツライ思いをしている子どもの居場所になっても良いと思うんですよ。
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鎌倉市図書館って・・・
話は大きく変わって、今回のtwitterを出した鎌倉市図書館ですが、実はハナさん過去に記事にさせてもらったことがあるんです。
それがこれらの記事たち。
火花が3冊しか置いてないのに、貸出予約が441件あったって話です。
今は改善されたかな?
子どもを自殺から救う話から大きく脱線してしまったけれど、図書館がツライ子どもの居場所(避難場所)になることに賛成なハナさんでした。