アメリカで社会現象を起こしているとまで言われているポケモンGO。
日本での配信が待ち遠しいですね。
ポケモンGOに関するアメリカ発のニュースがたくさん届きますが、そんな様々な話題の中で、東洋経済オンラインのロイター通信の報道が気になりました。
ポケモンGOは集客アプリ?
その記事は、ポケモンGOは、「店舗集客アプリ」の大本命だ 早くも多くの店舗が他のツールを捨て始めた という記事で、
ニューヨーク州ロングアイランドにあるピザ屋は、ポケモンのキャラクターを店に引きつける機能を起動させることで、売り上げが週末にかけて75%も急増。ニューヨーク・ポスト紙によると、同店のマネジャーはポケモンのキャラクター10個以上を引きつけるのに10ドル支払ったという。
などと書かれていました。
たった10ドルで売上75%増。
今まで、ポイントアプリや折り込みチラシ、料金の割引など、様々な販売促進にお金を使っていた事でしょう。でもきっと、今までやった販売促進策よりもポケモンGOの方が低料金で多大な効果があったことでしょうね。
ポケモンGOは、単なるゲームアプリではなく、集客アプリになる可能性が高かったから、これからの収益を見込めるとして任天堂の株価があがったのですね。
そして現実に、ポケモンGOに集客効果があったという報道がなされているのです。
観光地やお店の集客に力を発揮するかも
いま、地方の経済は疲弊しています。寂れた観光地もたくさんあります。
そんな寂れた観光地や、地域おこしの一つとしてポケモンGOを利用することも可能かもしれません。
売上が伸びないお店も、ポケモンGOで、お客さんをたくさん集めることが出来るかもしれません。
当然、ポケモンGOの力だけではダメですけど、観光地を知ってもらうとか、お店の存在を知ってもらうためにポケモンGOは大いに役立つと思います。
知ってもらってからは、観光地やお店の底力が試されますけどね。
ビジネスモデルとしても秀逸かも
お客さんをたくさん呼びたい、お店や観光地が、
- 「ルアーモジュール」や「おこう」を使ってポケモンを出現させる
- ポケモンのタマゴやモンスターボールが手に入る「ポケストップ」を作る
- ポケモンを戦わせられる「ジム」を作る
ためにお金を払ってくれれば、ゲームユーザーはどこまでも無料で楽しめるかもしれません。
民法のテレビやラジオは、コマーシャルを流すことで放送を無料化させました。
インターネットも様々な広告により便利な機能を享受しています。
ポケモンGOは無料アプリですが、ゲーム内で課金する仕様になっています。
しかし、課金するのがお店や観光地であるならば、ゲームユーザーは永遠に無料で遊べるかもしれません。
そして、課金した観光地やお店は集客ができるのです。
ポケモンGOは、ゲームとして全く新しいビジネスモデルを創りだしたのかもしれませんね。