ハナさんキッチン

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天皇陛下のお言葉を聞いてハナさんが思ったこと【皇室典範改正して譲位を可能に】

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今上天皇陛下がお言葉を述べられました。

象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば:象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば(ビデオ)(平成28年8月8日) - 宮内庁

ハナさんのような下々の者が陛下のことや皇室について意見を述べることは畏れ多いことですが、天皇陛下は、

国民の理解を得られることを、切に願って

おられるようですから、市井の一国民が、天皇陛下のお言葉を聞いて思ったことを書きたいと思います。

平成元年の大喪の礼

天皇陛下は国民のことを大切に思っておられます。
お言葉の中で

天皇の終焉に当たっては、重い殯(もがり)の行事が連日ほぼ2ヶ月にわたって続き、その後喪儀に関連する行事が、1年間続きます。その様々な行事と、新時代に関わる諸行事が同時に進行することから、行事に関わる人々、とりわけ残される家族は、非常に厳しい状況下に置かれざるを得ません。こうした事態を避けることは出来ないものだろうかとの思いが、胸に去来することもあります。

とありました。

昭和63年から平成元年の自粛ムード

昭和天皇崩御の前後ころ、日産セフィーロのコマーシャルで歌手の井上陽水さんが「お元気ですか~」っと言っていたセリフが口パクになったことがありましたよね。

その他にも、色々なところで自粛ムードが広がっていたような記憶があります。
自粛ムードは経済に悪影響を与えます。
天皇陛下は当時のことをよくご存知ですから、ご心配になられたのではないでしょうか。

 

最近では、大震災が発生した時、不謹慎狩りだとかを含め、なにか自粛ムードが広がった印象がありました。
自粛ムードで経済が停滞すれば復旧や復興に影響が出るかもしれませんが、人のこころというものは合理的には考えられないものです。
平成元年にはインターネットはありませんでした。もしも今の制度のまま今上天皇が崩御されたらどうなるのでしょうか。
平成元年頃よりも自粛ムードが強くなるような気がしてなりません。

 

もしも、東京オリンピックと重なってしまった場合、東京オリンピックは中止されるのでしょうか?

空前の大警備 

ハナさんは平成元年の当時、「空前の大警備」と言う言葉をテレビか新聞か何かで見た記憶があります。大喪の礼や即位の礼では世界中から国家元首や王族などのVIPが訪日しました。

平成元年当時の大喪の礼の警備は、当時のサミット警備の数倍だったとも言われています。

世界中でテロの危険が高まる中、世界中から要人を招くことになる警備はどれだけの規模になるのでしょうか?
ジモコロでヨッピーさんが 伊勢志摩サミット開催中の警備ってどれくらい厳重だった? 現地で見てきた  という記事を書いていますが、この警備よりも凄いことになりそうですね。

国民の暮らしに様々に影響

昭和天皇崩御の当時、皇太子であった今上天皇陛下は天皇の代行として公務をなさっておられました。その後、天皇陛下として即位されました。
このあいだ、皇室関係者だけでなく市井の様々な分野の人々も厳しい状況に置かれていた事を感じておられたのではないでしょうか。

とりわけ残される家族は、非常に厳しい状況下に置かれざるを得ません。

とお言葉にあるように、諸行事の影響は携わる人々の家族にも及びます。

 陛下の思い

これまでにも見られたように、社会が停滞し、国民の暮らしにも様々な影響が及ぶことが懸念されます。

というお言葉は「国民に負担を与えるようなことになるならば、国民とともにあるべき天皇の姿から離れてしまう」とお考えになられたのではないかとハナさんは思うのです。

今まで「象徴天皇」として「国民とともに」あろうとしていたのに、「終焉」を迎える時に「国民の暮らしに様々な影響」を与えてはいけないとお考えになられたのではないでしょうか。

ご高齢での公務

今上天皇陛下は現在82歳です。
天皇陛下がされる国事行為は日本国憲法により、様々に定められています。
その他にも、宮中行事や伝統の継承、全国各地への行幸啓など公務は多岐に及びます。

天皇皇后両陛下のご活動 - 宮内庁

世間の80代の方々は一体どんな生活をしているでしょうか。
サラリーマンなら定年を終えて、第2、第3の職場も退職し、慎ましやかな生活を送っているとおもいます。

既に80を越え、幸いに健康であるとは申せ、次第に進む身体の衰えを考慮する時、これまでのように,全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが、難しくなるのではないかと案じています。

とのお言葉にあるとおり、高齢のお体で数々の公務をされるのは大変だと思います。
ここは、お心を察して今上天皇陛下にはごゆっくりしていただいたほうが良いかと思います。

【結論】譲位を可能にするべき

ごく普通の市井の国民の一人であるハナさんが思うことは、譲位が出来るように皇室典範を改正すべきだということです。
テレビや新聞には特別法の制定とかいろいろな案も出ていましたが、女性天皇の事も含めて、総合的に皇室典範を改めたほうが良いのではないかと思うのです。

これからの時代にふさわしい、今の時代にあった、それでいて日本の伝統を継承し、日本がこのまま発展出来るような内容を目指して、一日も早く改正していただきたいと思います。
先送りはいけませんよ。

 

天皇陛下の思いを実現するのは畏れながら主権者たる国民です。そして実行するのは国民が選んだ政治家です。

 

はてなブログの片隅から政治家の皆様に一国民の思いが届くと嬉しいです。