所ジョージさんの事務所「世田谷ベース」が落書きされたそうで、警視庁が器物損壊事件として捜査しているそうです。
成城署などによると、赤色のインクのようなもので書かれた落書きが計3カ所で見つかった。事務所東側の壁には「所ジョージ死刑」という文字が、西側の壁と道路にはそれぞれ「サトラレ電波死刑」「サトラレ電波」という意味不明の文字が記されていた。事務所のインターホンにもマジックで「死」と書かれていた。
所ジョージさんって良い人そうだし、嫌われるようなタイプじゃないと思うんだけど、逆恨みにでもあったのでしょうか?
そして、このニュースの中でとっても気になったのが、「サトラレ電波」という言葉です。
一体何なんでしょうか?
気になったので調べてみました。
サトラレとは
インターネットで色々検索したところ、サトラレ電波のサトラレとは、この漫画のことを言うそうです。
実写映画やドラマにもなっているそうです。
サトラレという言葉がどこからきたのか分かりましたね。
「サトラレ」とは、あらゆる思考が思念波となって周囲に伝播してしまう症状を示す架空の病名またはその患者をさす。
ということで、マンガの設定なんですね。
相手の考えることが分かる妖怪が「サトリ」で、サトラレとはサトリと逆で、自分の考えが周りの人に伝わってしまう人や症状のことを示すそうです。漫画の設定ですよ。
所ジョージさんが「サトラレ」というわけではありません。でも、落書きの犯人はそう感じてしまったみたいですね。
サトラレを読んでみた
サトラレの語源がわかったので、さっそくマンガの「サトラレ」を読んでみました。
面白かった!
ネタバレになるので詳しく書きませんけど、自分の考えたことが思念波として周囲の人に伝わってしまう「サトラレ」の天才大学院生を警護する女性が主人公です。大学院生と女性SPとのラブコメが中心ですね。でも、それ以外にもシリアスな話もあります。
大学院生以外にも、子ども、将棋棋士を目指す女性、医者、離島に一人で住んでいる男など、色々なサトラレも登場します。
ほろっとするお話も…【ネタバレ注意】
ラブコメだけじゃありませんよ。
ハナさんが感動したのは、サトラレの医者の話ですね。
おばあさんに育てられたと思われるサトラレが医大を受験するのですが、秘密を守る必要がある仕事である医者には向かないからとトップ合格のはずが不合格にさせられる。それでも医師への夢を諦めなかったので国の機関もやむなく合格を認めて医師への道を歩みます。
医師となって手術もするのですが、サトラレであるので重症患者の執刀はさせてもらえません。それどころか研究職を勧められてしまいます。
そんなある日、育ててくれた祖母が健康診断をしたところガンが発見されました。祖母は孫であるサトラレの医師を主治医にしてもらいます。
サトラレは末期がんであると知りながら祖母を助けるため外科手術に挑みます・・・
孫の成長を喜ぶ祖母。手術の結果は・・・
ホロッとしました(;_;)
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サトラレは良い漫画でした
まだ、1巻しか読んでいませんが良いお話でした。
これから、色々な人物模様も描かれるようですから続きが楽しみです。
それから作者の佐藤マコトさんって苦労人なんですね。巻末の「裏サトラレ」に書いてあるんですけど、警備員のアルバイトをしながら漫画家のアシスタント家業を15年もやってたそうなんですよ!
苦節15年で連載デビューした作品が、映画やドラマにもなったんです。
良い漫画ですよ。面白いし、ホロってする話もあるし。
設定が良いですよね。自分の考えが相手に伝わっていたら、もしも他人の考えが分かってしまったら・・・色々なトラブルが起きるでしょうね。
まとめ
所ジョージさんの世田谷ベースに落書きされた話から、語源の漫画サトラレの感想になってしまいましたが、サトラレは良い漫画でしたよ。
皆さんにもオススメです。
さて、続きを読もうかな♪