山口県長門市でロシアのプーチン大統領と安倍晋三首相が北方領土問題を協議します。
先程プーチン大統領が山口県宇部空港に到着したようですね。
2時間遅れで…
岸田外務大臣がロシアでプーチン大統領に表敬訪問した時も遅刻してきたとか。
遅刻して優位に立つのが共産主義ソビエトの外交戦術だったとか。
すでに心理戦を始めているようですね。
最近の報道を見たり聞いたりしてみると、北方領土の返還はないような雰囲気です。
領土が帰ってこないなら、日本にとって不利な条件を出さないほうが良いとハナさんは思います。ロシアは北方領土の共同開発を持ちかけているようですが、共同開発するならサハリン(樺太)です。「サハリンの石油と天然ガスを日本にくれるなら共同開発をしよう」って言うべきです。
領土とは主権が及ぶ地域のことを言うもので、米軍基地がたくさんあって不利益な約束を結んでいる沖縄だって日本の領土です。
北方領土にロシアの基地が残るのは仕方がないと諦めていますが、日本の領土領海にしなければいけません。だから、北方領土の共同開発はありえません。日本の領土なんですから日本が責任を持って開発します。
そもそも日ソ不可侵条約を破って日本に戦争を仕掛け、第2次世界対戦が終結した後にソビエト軍が侵略して、そのままロシアが実効支配しているのが北方4島です。
いろいろな意見があったとしても、日本は日本の立場で北方領土の返還を訴える必要があるし、それが日本の国益に叶うはずです。ロシアがなんと言おうと日本の立場を毅然として訴え、その上で妥協案や経済協力を出さなければいけない。
日本政府はロシアに対して、強い姿勢で挑んでいるのでしょうか?
報道からは聞こえてこないから心配です。
友好だけでは領土は取り返せません。笑顔の裏には刃を忍ばせる狡猾さが必要です。
今回もプーチン大統領は遅刻してきました。遅刻して勝利を得たと言えば宮本武蔵。安倍首相が佐々木小次郎にならないことを祈ります。