お米高いですね~
5kgで4000円超えちゃってますよ!
一年くらい前まで、お米なんて買ってなかったもんですから、今更ながら、お米の値段の高さにびっくりする今日このごろ…
そうなんです、ハナさん一家も、やめちゃった大臣と同じように、お米は実家から貰うものだったので、お米買うなんてのは、実家に行くタイミングが離れちゃったりしたときのつなぎでしかなかったんですよ
ところが、昨年秋から、
- 米は貰うものから買うものへ
変化したんですよね
令和6年産の米は不作だった
ハナさんの実家でもお米を作っているんですけど、令和6年は夏の酷暑のためにお米の出来が悪かったんですよね
スカスカの籾が多かったって、ハナさん爺が言ってました
できが悪かったんで、去年の秋に「あげる米がない」って言われてしまったんです
大規模米農家の方が、昨年末のニュースで「それほどの不作ではない」ってコメントしてたんですけど、米どころの東北は太平洋側よりも涼しいから大丈夫だったんですよねきっと
ハナさんの実家の近所は、ダメダメだったみたいなんですよ
毎年作らなくなった
実は、ハナさんの実家では、お米を毎年作っていないんですよね
昔は毎年作っていたんですけど、ハナさんの実家の老夫婦も高齢で食が細くなってきましたし、ハナさん夫婦も、そんなに食べません
たくさん作っても、余ってしまうので、2年に一度、一年おきにお米を作るようにしたそうなんです
どうしてかって言うと、お米を作るのにもお金がかかるからなんです
作るのにもお金がかかる
実は、ハナさんの実家は、お米を作っていると言っても、農作業は外注に出しているんです
ハナさんの子供の頃は、あちこちに小さな田んぼを持っていたんですが、減反政策で田んぼは減っていきました
今ある田んぼは一箇所だけ
昔は出荷してましたけど、耕作面積が減ってしまって、今は家庭用だけです
なので、高価な農機具とかは、今現在は持っていないんです
なので、農作業は外注
人件費やら、苗、農薬、肥料代等々、ちょっと前で6万円、昨今の人件費や燃料費やら肥料高騰で、去年は7万円に上がったとか言ってましたっけ
あなた、お米代に年間7万円払いますか?
はい、小規模な米生産者は、米価が安いときは、下手に作るよりも買ったほうが安かったりするんですよ
生産者やその周辺の人達が消費者になったのではないか
ハナさんと同じ人は、きっと、多いと思うんです
- 米の不作で、実家からお米をもらっていた人たちが、お米を買うようになった
- お米を作るよりも買ったほうが安いと判断した小規模生産者が、米を作るのをやめて買うようになった
- 米作りをやめた小規模生産者の周りの人たちもお米がもらえなくて買うようになった
人たち
農業従事者の高齢化も、昔から問題ですよね
米作りするより買った方法が楽だって考える人も増えているんじゃないかな
そして、これらの動向は、統計に一切現れないデータなんです
小規模生産者は米を売ることも買うこともなく、親戚縁者に米をあげて、統計上の米消費量を減らしていた…
まさに、ヤミ米…
そして、昨年の猛暑からの不作やら、農作業外注費の高騰でコメの生産が落ちて、「闇米」がなくなり、生産者やその周辺者たちが、米を買うようになって消費が増加した
需要と供給のバランスが壊れた時に、なにがおこったか
米価は需要と供給で決まる
物の価値って、需要と供給のバランスで決まるってのが経済の基本原則ですよね
「闇米」がなくなって、今までの統計で一切現れなかった米不足が顕在化したんですよ
そして需要が急増し、供給が減った
そして、米価の高騰が起こった
ハナさんはそう思っています
あなたも”ヤミ米”もらってましたか?
「米は買ったことがない」発言の大臣が辞任されましたね
ハナさんも同様に「買ったことがない」派でしたし、ハナさんが実家から貰っていた米も、小石が混じっていたり、カメムシに吸われて黒くなっていたりしてたんで、大臣の発言には抵抗はなかったんですけど、なんか炎上してましたね
この大臣も「ヤミ米」派? だったのでしょうか?
その後が、小泉進次郎氏
今回ハナさんがブログに書いたように、統計に乗らない米、「令和の闇米」の生産が落ちたことによって米価の高騰を招いたのなら、小規模生産者をどうするのか、どうしたいのかが重要になってくるかもしれません
終戦後のGHQによる農地解放から、昭和に始まる減反政策。その結果が今の米価高騰につながっているんじゃないかな
米に限らず、農産物は土地の改良から始まって、すぐには生産できないんですよね
国家100年の計と考えて、政策や立法を考えてほしいものですね
ところで、あなたは、おコメもらってました?