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【中学生向け】夏休みの宿題といえば読書感想文。サンプル(西の魔女が死んだ)を公開

夏休みの宿題といえば自由研究と読書感想文。

 

前回の「僕らの7日間戦争」に続いて「西の魔女が死んだ」の感想文を紹介しますね。

 

前回も書いたのですが、感想文は感想を書くものではなく、自分の意見を書くものです。だからどんなことを書いても良いんですよ。

ハナさんは高校生くらいになって、ようやく気づきましたが、これを読んだ皆さんは、もう大丈夫ですね。

 

それともう一つ。作文を書くことで、書いた文章のような人になっていく感じがします。丁寧な文章を書けば丁寧な人間に、乱暴な文章を書けば乱暴な人に・・・気のせいかもしれませんが、そう感じました。

ですから、どんな感想文でも良いのですが、他人から見ても、自分で見ても「良いお手本」となるような文章を書きましょう。

読んだ本は「西の魔女が死んだ」

さて、先ほど書いたように、読んだ本は「西の魔女が死んだ」

 

 

その昔映画にもなりましたっけ。

 

DVDをみて感想文書いても良いかも。

 

それで、読書感想文のサンプルですが、うちの子の宿題を手伝ってあげるときに、「こんなふうに書いてみたら~」と書いて見せてあげたのですが、全く相手にされなかったものです。

 

ですので、タイトルに惹かれて、

「しめしめ、コピペすれば宿題は終わりだ、イッヒッヒ!!」

と考えているパソコンの前の中学生くらいの君! あくまでもサンプルだから、参考にして自分の言葉で書くんだよ。

 

解説

サンプルを先に書くと、解説を飛ばしてしまう子が多いみたいなので、サンプルは下の方に移動しました。解説を読んでから書いてください。

サンプルだけではわからないから説明しますね。

感想文のテーマ

「生活習慣」と「生命」です。

ポイント

 前半に生活習慣を、後半に生命について書きました。

生活習慣については、自分に置き換えられるので書きやすいと思います。

生命については、人それぞれ考え方があるので、信じる神にしたがって書いて下さい。

書き方

書き方としては、

  1. まいと私の違い
  2. 魔女の修行~生活習慣
  3. 印象に残ったこと~意志の力。自分で決める力。自分で決めたことをやり遂げる力
  4. 自分のことに置き換えてみて考える事
  5. 印象に残ったこと~鶏が殺され命のことを語り合った
  6. 生命こと
  7. 自分のことに置き換えてみて考える事
  8. それに対する賛成と反対
  9. 自分はこれからどうしていくか

を書けば良いと思います。

前段、後段みたいになってしまいましたが、生活習慣だけ、命のことだけ、どちらか一つだけでも良いと思います。

サンプル:感想文「西の魔女が死んだ」

この本の主人公「まい」は、私と同じ中学生ですが、私と違って、「まい」はいじめを受けて不登校になってしまっているのです。

そのため、両親に薦められて一ヶ月間、母方の祖母、西の魔女の家で生活することになりました。

 まいはおばあちゃんから「魔女の修行」を受けるのですが、それは、

  • 早寝早起き
  • 食事をしっかりする
  • よく運動する
  • 規則正しい生活をする
  • なんでも自分で決めること

ということでした。これを読んだとき、私でも魔女になれるのかなと感じました。

どうしてかというと、特別なことは何もないからです。でも、おばあちゃんはまいに対して、

「そういう簡単なことがいちばん難しいことではないか。」

と言っていました。

確かに、私も決まった時間に寝て朝起きるなんて簡単なことだと思っていましたが、夏休みに入ってからは寝る時間は日に日に遅くてなって、予定のない日なんかは朝9時くらいまで寝ていたり、部活から帰ってきたら疲れて昼寝をしてしまうことだってあります。

頭では簡単だと思っていても、実際にやり遂げることは難しい事なのです。

 

そして、魔女修行で一番大切なことが

  • 意志の力
  • 自分で決める力
  • 自分で決めたことをやり遂げる力

だそうです。まいは早寝早起きを実行し、おばあちゃんの元を離れた後も続けたようです。

まいは偉いなあと思います。私は両親から「宿題をやった?ピアノやった?」と聞かれてから宿題やピアノをやることが良くあります。両親から言われたことだけやれば良いやと考えていましたが、この本を読んでこのままじゃいけないと思いました。

これからは、両親に注意される前に、自分から進んでやる、早寝早起きもしっかりやり遂げることにしました。毎日の小さな積み重ねの一つ一つがまいを変えていく魔法だったように、私を成長させてくれるかもしれません。

 

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この本の中で印象に残ったところは、まいがおばあちゃんの家で暮らしていたとき、飼っていた鶏が何かに殺されてしまう出来事があって、2人が人間の命について話し合うところです。

おばあちゃんは

「魂と身体からまいが出来ている」

とまいに説明しました。私は、人は死んだら終わりで何も残らないと考えているので、小説の中のお話だなと感じただけなのですが、まいにとっては将来の不安や、いつでも誰かに見守られているという安心感につながる話だったのかもしれません。

まいは小さいころパパから「人間は死んだら最後の最後。もう何もわからなくなる。まいが死んでもみんな普通に生活する」と言われて悲しくなった思い出があります。

私はまいのパパとは考えが違います。

人が死ぬと何も残らず、真っ暗なところへ行ってしまい、肉体がなくなればそれで終わりだと考えているところはまいのパパと似ていますが、残された人には死んだ人の思い出やぬくもりが残っているはずです。

最近いろいろな本を読んで、生まれ変わりや魂のこと、いろいろな宗教の考え方があることを知りました。でも死んだ後のことは誰もわからないと思います。ただし、残された人には、その人の記憶や思い出が残されます。だから生まれ変わってきてほしいとか、先祖に見守られたいとか、魂の不滅を信じたり、人間は神が作り出した特別の存在だと信じたくなるのだと思います。

そして、まいのようにつらく悲しく苦しいときは、そのように信じることで救われるんじゃないかと思います。まいは、おばあちゃんと話をしたことで自分が大切にされている事がわかって、心が少し軽くなったようです。

 

私は今、つらいことはありませんが、もし将来つらいことがあった時は、まいがやった魔女修行や、誰かに見守られていることを思い出して、つらさを克服したいと思います。

まとめ

長いなあ・・・読み返してみて、うちの子が使わなかったのが分かる気がした・・・

 

前回に引く続き、夏休みの感想文について書いてみました。

あくまでサンプルですし、このサンプルは数年前作ったもので、うちの子どもたちにも全く相手にされなかったものです。

ハナさんパパ自身で、DVDを見て、本も読んで書いたのですが、長いし、くどいし、親目線ですね・・・

 

お子さんは、お子さん目線で書きましょう。もっとシンプルな方が良いですね。

 

だけど、もしかしたら需要があるかもしれないと思って公開してみました。

感想文は何を書いても良いんだ、と言うサンプルくらいにはなりそうですかね。

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