北朝鮮情勢が緊迫しています。
4月25日は北朝鮮軍の創立85周年だったので、ミサイルが飛んで来るかもしれないと心配していましたけど飛んできませんでした。良かったですね。
アメリカの警告が効いたみたいです。
こういうのを見聞きすると、軍事力は平和のために必要だなぁと痛感しますね。
日本が呼びかけても聞く耳持たないけど、原子力空母カールビンソンを向かわせたトランプ大統領の警告で火力演習だけになっちゃいましたから。
でも、ミサイルが飛んでくる危険が去ったわけではありませんよ。
むしろ、これからゴールデン・ウィークに掛けてのほうが危険じゃないですか？
ということで、最近調べたミサイル対策について書きますね。
Jアラート
まずはミサイルが飛んできたかどうかを知ること。
こちらの 内閣官房 国民保護ポータルサイト をみればそのまんまなんですけど、北朝鮮でミサイルが発射されて、そのミサイルが日本本土に到達しそうだと分ったらJアラートが発報されます。
Jアラートとは、全国瞬時警報システムのことで、
市町村の防災行政無線等が自動的に起動し、屋外スピーカー等から警報が流れるほか、携帯電話にエリアメール・ 緊急速報メールが配信されます
地域の防災無線が鳴ったり、携帯スマホのエリアメールとかでもミサイルが飛んで来ることをお知らせしてくれるんです。
格安スマホでエリアメールや緊急速報メールがない人はどうしたら良いの？
エリアメールはNTTドコモの名称で、auやSoftBankは緊急速報メールって言うそうす。
キャリアメールにメールを流して緊急速報を鳴らすやつですね。
大地震の時に鳴るアレです。
でもね、ハナさんが使っているイオンモバイルや楽天モバイルみたいなMVNO（仮想移動体通信事業者）の場合はキャリアメールが無いからエリアメールとかの緊急メールが鳴らないんです。
それじゃあ、どうしたら良いの？
安心してください、Yahoo!災害があります！
ハナさんも入れてますよ。
Yahoo!災害の防災速報のトップページに「国民保護情報のしくみについて」というリンクがあります。
それを開くと、
防災速報における国民保護情報のしくみについてご紹介させていただきます。
弾道ミサイルが発射された場合の通知に関するお問い合わせをいただいております。国民保護情報とは、政府が全国瞬時警報システム「Jアラート」から発信する情報で、その情報を「Yahoo!防災速報」からも通知しております。
弾道ミサイルが「日本に飛来する可能性がある」と判断した場合に情報を通知します。
弾道ミサイルが発射された場合の通知に関する詳細につきましてはこちらをご確認ください。
と書かれています。
良かったですね。ＭＶＮＯの格安スマホの方でもミサイルの危険が察知できますよ。
ＭＶＮＯの格安スマホの方は、Yahoo!災害アプリを入れることをオススメします。
スポンサーリンク
もしもミサイルが飛んできたら…
もしも、北朝鮮からミサイルが飛んできたら、ある程度はパトリオットミサイルとかで撃ち落とすことは可能でしょうけど、パトリオットミサイルの防衛圏外だと防御出来ませんし、湾岸戦争のときも撃ち漏らしがありましたよね。
ミサイル防御システムですら完全じゃないのです。
だから、日本国内の身近な場所にミサイルが落ちる可能性だってあるんです。
それじゃあどうしたら良いか？
内閣官房 国民保護ポータルサイト を見て確認しましょう。
できる限り頑丈な建物や地下街などに避難する。
「できる限り頑丈な建物や地下街などに避難する。」と、国民保護ポータルサイトのPDFに書いてありますけど、ミサイルが飛んできたらどうしようもないですよね。
ミサイルの種類も弾頭が、
- 通常の爆薬
- 毒ガス（生物兵器・化学兵器）
- 核弾頭
であるかどうかで対応が変わってきますから。
でも、共通して言えることは頑丈な建物や地下街なら被害が少なくて済むかもしれないということですね。避難するに越したことはないです。
物陰に身を隠すか、地面に伏せて頭部を守る。
屋外にいて頑丈な建物がない場合の対応方法ですね。
体を少しでも守らなくてはいけません。
窓から離れるか、窓のない部屋に移動する
爆風や熱線対策でしょうか？
広島・長崎の原爆のときもガラスの破片が体に刺さったり、熱線でやけどしたりしてますもんね。
毒ガス対策
家の中にいる時は目張りをしたり、換気扇を止めたり、窓を閉めなきゃいけません。
毒ガスを吸い込まないようにするためです。
弾頭が毒ガスじゃなくても、不発のミサイルが近所に落ちた場合、ミサイルの燃料も有害らしいですから、吸わない様に注意しなくちゃいけませんね。
詳しくはこちらを御覧ください
弾道ミサイル落下時の行動に関するＱ＆Ａ
問１ ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか。
（答）
北朝鮮から弾道ミサイルが発射され、日本に飛来する場合、極めて短時
間で日本に飛来することが予想されます。
例えば、平成２８年２月７日に北朝鮮西岸の東倉里（トンチャンリ）付
近から発射された弾道ミサイルは、約１０分後に、発射場所から約１，６００ｋｍ離れた沖縄県先島諸島上空を通過しています。
なお、弾道ミサイルの種類や発射の方法、発射場所などにより日本へ飛
来するまでの時間は異なります。
問２ なぜ頑丈な建物や地下街などへ避難するのですか。
（答）
ミサイル着弾時の爆風や破片などによる被害を避けるためには屋内（で
きれば頑丈な建物）や地下街など（地下街や地下駅舎などの地下施設）へ
の避難が有効だからです。
問３ 自宅（木造住宅）にいる場合はどうしたらよいでしょうか。
（答）
すぐに避難できるところに頑丈な建物や地下街などがあれば直ちにそ
ちらに避難してください。それができない場合は、できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動してください。
問４ 建物内に避難してから気を付けることはありますか。
（答）
爆風で壊れた窓ガラスなどで被害を受けないよう、できるだけ窓から離
れ、できれば窓のない部屋へ移動してください。
2
問５ 弾道ミサイルの情報が伝達されたとき、自動車の車内にいる場合はどうすればよいですか。
（答）
車は燃料のガソリンなどに引火するおそれがあります。
車を止めて頑丈な建物や地下街などに避難してください。周囲に避難できる頑丈な建物や地下街などがない場合、車から離れて地面に伏せ、頭部
を守ってください。
問６ 車から出ると危険な場合はどうしたらよいですか。
（答）
高速道路を通行している時など、車から出ると危険な場合には、車を安全な場所に止め、車内で姿勢を低くして、行政からの指示があるまで待機してください。
問７ ミサイルが着弾した後は何をすればいいですか。
（答）
弾頭の種類に応じて被害の様相や対応が大きく異なります。
そのため、テレビ、ラジオ、インターネットなどを通じて情報収集に努めてください。また、行政からの指示があればそれに従って、落ち着いて行動してください。
問８ 近くにミサイルが着弾した時はどうすればいいですか。
（答）
弾頭の種類に応じて被害の及ぶ範囲などが異なりますが、次のように行動してください。
・ 屋外にいる場合は、口と鼻をハンカチで覆いながら、現場から直ちに離れ、密閉性の高い屋内の部屋または風上に避難してください。
・ 屋内にいる場合は、換気扇を止め、窓を閉め、目張りをして室内を密閉してください。
まとめ
- Jアラートでミサイルが飛んで来るのを確認する
- 飛んできたら避難して身を守る
ということですね。
実際にミサイルが打ち込まれたら、平和な日本では対応のしようがありません。防空壕もトーチカもありませんからね。
知識を身につけ、出来ることをやるしかありません。
何事も備えあれば憂いなしです。
