ハナさんキッチン

料理やスマホ、買い物やお金のことなど、暮らしのことから世界のニュースまで気になることをいろいろ書いてます

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

移動スーパー「とくし丸」こそ電子マネーやクレジットカードを使えるようにしたほうが良いと思う

f:id:hana3hana:20150928230236j:plain]

画像: とくし丸って? | 移動スーパーとくし丸 

先日テレビを見ていて、ふと気づいたことがあったので書きたくなったハナさんです。

ハナさんはテレビ東京の経済番組を見るのが好きです。

  • 未来世紀ジパング
  • ガイアの夜明け
  • カンブリア宮殿
  • ワールド・ビジネス・サテライト

などなど。全部録画して時間があるとき見ていますよ。

それで、先日カンブリア宮殿で、移動スーパーとくし丸の特集をやっていたんですけど、それを見てていろんなことを感じたんですよね。

 移動スーパーとくし丸を知っていますか?

とくし丸とは、

 スーパーに買い物に行けない高齢者の家を一軒一軒まわる移動スーパー「とくし丸」。小さなトラックに詰め込んだ商品は、生鮮食品から生活雑貨まで実に1200点以上。町の御用聞きとして高齢者と親密な関係を築き上げ、創業わずか3年で全国にサービスが広がっている。

日経スペシャル カンブリア宮殿:テレビ東京ビジネスオンデマンド から引用

ということで、軽トラックに商品を積み込んで、買い物難民と言われる高齢者の家先まで行って販売する移動スーパーです。

軽トラックを運転するのは個人事業主の店主で、地元のスーパーから商品を借りて買い物に行けない高齢者等がいる地域を回って販売します。
余った商品はスーパーに戻し、売上から収益を得るというビジネスモデルです。

売り手良し、買い手良し、世間良し 

過去にもワールドビジネスサテライトやガイアの夜明けでも取り上げられていました。

移動スーパーとくし丸

とてもよい取り組みですね。

販売する個人事業主や商品を提供するスーパーも満足、買ってくれるお客さんも満足、地域の問題も解決できる、まさに「売り手良し、買い手良し、世間良し」の三方良しを体現した企業活動です。

ちょっと気になったこと

そんな良い取り組みをしている、とくし丸ですが、最後にちょっと気になることを社長の住友達也さんが言っていました。

 

それは、

「とくしまるにATMを乗せる計画がある」

というものです。

 

「山間部の高齢者は、買い物に行くのも大変だけれど、金融機関に行くのも大変。それなら移動スーパーとくし丸に1万円札専用の超小型ATMを搭載して便利にしよう」というものです。
困っている人を助けようとする良い取り組みだとは思いましたが、ほんの少し気になることがあるんですよね。

ATMなんて危険ではない?

おせっかいなハナさんが思ったことが、ATMなんて乗せたら危険じゃないかなあということです。 

最近物騒ですよね。全国各地で凶悪な事件が発生しています。

動機がわからない事件もありますけど、事件の動機の主なものは「お金」ですよね。
そのお金を積んで移動する「うごくATM」
犯罪者からみたら、「お金が軽トラに乗って動いている」って思われないでしょうか?

かつて外国人犯罪者が、自動販売機のことを「日本には街角に預金箱が落ちている」といったように・・・

それに、高齢者に現金を渡すのですから、盗まれたり無くしたりする危険も増えるのではないでしょうか。
お金を必要とする理由が、とくし丸での買い物であるならば、お金を下ろしやすくするばかりが解決方法ではないのではないかと思ったんです。

そこで、ハナさんがお勧めするのが、いつも訴えている、電子マネーや、クレジットカード、デビットカードです。

 

スポンサーリンク
 

 

電子マネーや、クレジットカード、デビットカードを使えるようにした方が良いのでない?

とくし丸は、商品を計算するとき、商品をバーコードで読みとって販売しています。スーパーのポスシステムと一緒ですね。
それならば、もう一歩進めてクレジットカードや電子マネー、デビットカードを使えるようにしたらどうでしょうか。

金融機関との通信は携帯電話網を利用してやれば可能だとおもいます。
山奥で電波の届かない不感地帯対策は、見込み客の金融データをキャシュしておいて、端末で計算した後、時差で金融機関で決算する。
回る地域はわかっているのですから、見込み客も把握できます。

現金はなくしたり盗まれたりします。
でも、クレジットカードや電子マネー、デビットカードであれば、盗まれたりなくした時は電話をかけて停止すれば良いのですから安心です。

とくし丸のオーナーは地域密着でお得意さんの顔もわかりますし、家の玄関先まで行くのですから、なりすましとかの不正利用なんか出来ません。

そんなにうまくいくの?

そんなにうまくいくの?っていう声が聞こえてきそうなので、気になっている課題を。

とくし丸側がが問題を解決できたとしても、使う側の高齢者が、クレジットカードや電子マネーやデビットカードを使いこなせるかという、大きな課題があります。

若い時からカード派で、使い慣れていれば問題無いでしょう。
でも、クレジットカードや電子マネーやデビットカードを所有していない人もいるかもしれません。
持っていても、仏壇の奥に大事にしまっているかもしれません。

クレジットカードを使ってくれなかったら設備を導入しても意味がありませんよね。
だから、高齢者に「クレジットカードや電子マネーやデビットカードのほうが、現金よりもずっと便利でオトクだよ」ってアピールをして、使い方や有益性を繰り返し教えてあげなくていけませんね。

まとめ

とくし丸にATM を載せるより、クレジットカードや電子マネーやデビットカードを使えるようにしよう。

そのほうが、安心で安全だよ。