もう3年くらいたったでしょうか。
ある日突然、それは現れました。
茶色いA4サイズの大きな封筒が、ハナさん一家のおうちに届いたのです。
差出人は税務署でした。
まっ、まさか呼出状!?
目次
税務署から来た封筒
税務署から来た封筒には、お手紙と税務署行の封筒が同封されていました。
呼出状ではなく、領収証を送りなさいと言う内容の書類でした。
ふぁっ? 領収証?
今まで送ったことないぞ?
なんで、急にそんなこと言い出すの?
もしかして、アレがコレしたからナニがソレだと思われたのかな?
医療費の還付申請はe-taxでやっていました
今年は医療費の還付申請に必要な額である10万円に足りなかったので医療費の還付申請はやりませんでしたが、昨年までは医療費の還付申請をe-taxでやっていました。
3~4年前もe-taxでした。
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e-taxは領収証の保管が義務付けられている
e-taxは税務署のホームページからインターネットで申告します。
住所氏名などの個人情報や、昨年一年間の所得を源泉徴収票を見ながらポチポチと基本事項を入力します。
控除額を計算するため、医療機関から貰った領収証もポチポチ入力します。
入力が終わると、住基カードをカードリーダーに読ませてパスワードを入力して申請します。
インターネットだけで確定申告が完結します。
昨年は住基カードをロックしてしまいましたっけ。
証明書類である領収証は3年間保管が義務付けられていますから、束にして保管します。税務署から提出要求があった時は提出しなくてはいけないからです。
でも、今まで請求されたことが無かったので、危うく捨ててしまうところでしたよ。
再計算してみる
税務署のことはよく知りませんが、何やら調査権なるものがあって、色々と調べることが出来るらしいのです。
もしかして医療機関を調査した後、ハナさんの還付申請に齟齬があることを見ぬいて領収証の確認を求めてきたのでしょうか?
もう一度領収証を計算してみよう。
ポチポチ
ポチポチ・・・
・・・・
違ってた。
105円間違えていた!!
てへペロ(*´ `●)
訂正文をつけて領収証を送りました
どうやら、入力ミスがあったようです。
これに気づいたとは、税務署の調査というのは水も漏らさぬ緻密な調査なんですね。
税務署から送られてきた封筒に領収証と、訂正した領収証の集計表と訂正文一緒にして送りました。
還付額が間違えだから、税金を納めろって言われちゃうのかな・・・
どうして税務署は領収証を見たいと思ったの?
それから数週間後、何のお咎めも無く、領収証が戻ってきました。
たしかに、105円の医療費が増えた、減ったということがあっても、還付額にそれほど影響があるとは思えませんものね。
でも、どうして税務署は領収証を見たいと思ったのでしょうか?
実は、思い当たることがあるんですよね。
それは、医療費が突出して多かった年の翌年だったからです。
家族4人のうち、3人が歯のかみ合わせの治療のため矯正歯科に通っていました。
そのうち二人が初診の年だったのです。
ご存知かと思いますが、矯正歯科は保険が効かないので、高い料金がかかります。特に治療を始めたころは医療費が多くかかります。
だから、疑われたのだと思います。
まとめ
e-taxをやっている人は領収証を3年間しっかり保管しておきましょう。特に、医療費が多くかかった方は疑われやすいので注意が必要です。
でも、e-taxはお家で完結できるから楽チンですよ。
早くマイナンバーカード来ないかな。