録画してあったガイアの夜明けを見てびっくりしました。
ドンキホーテと、アリさんマークの引越社と問題を取り上げていましたが、アリさんマークの引越社の労働環境にびっくりしてしまったのです。
目次
アリさんマークの引越社の労働環境
ガイアの夜明けで、
訴えたのは「月300時間を超える長時間労働」に「残業代の未払い」。さらに、車両事故の高額な弁償金を社員個人に負わせる「弁償金制度」だ。
と、とある社員さんが訴えた内容が紹介されていました。
残業147時間、月給27万円!
この社員さんは、IT業界からアリさんに転職されたそうです。
アリさんで働くようになってから、最も働いた月が342.8時間、残業147時間だったそうです。
これだけ働いて、月給が27万円しかなかったそうです・・・
国が定める過労死ラインというものがあって、その時間が月100時間ということですから、この社員さんの環境がいかに過酷かが分かりますよね。
こんなに働いたら、基本給と同じくらい残業代が出てもおかしくないですよね。
交通事故の損害賠償金を社員が負担
それで、この社員さんは過酷な労働環境から、うっかり交通事故を起こしてしまったそうです。
そして、交通事故で発生した損害を給料から天引きされてしまうのだそうです。
おかしくないですか?
副社長のインタビューで、「社員に過失があるから損害賠償を請求した」と言っていましたけど、業務で発生した損失は一次的には会社が負担すべきです。
そして、こういった事故による損害を無くすために、会社は自動車保険に入るべきではないでしょうか。それが会社の経営を安定させることに繋がるし、社員を守ることにつながるのです。
労働組合にプレカリアートユニオン加入しました
アリさんマークの引越社で過酷な労働をしていたこの社員さんは、労働組合「プレカリアートユニオン」に参加しました。
労働条件を改善するため、労働組合がないので一人でも加入できる労働組合に入ったのですが、この労働組合、ちょっと気になったんですよね。
何故かと言うと、後ろにゲンコツマークの描かれたノボリがあったからです。
拳マーク
以前、同じ東京テレビの未来世紀ジパングで、「革命ビジネス」が紹介されていましたが、アラブの春や、世界中の反政府デモや暴動、革命の場で使われていた「拳骨(げんこつ)」マークです。
こんな感じの拳(こぶし)マークの図柄が労働組合のノボリのなかに描いてありました。
もしかしたら、外国からの影響を受けている団体なのかな?
もしそうだとしたら、この社員さんの行く末が心配です。
労働組合の組合費について説明がなかったけれど、いくら払うのでしょうか。
一緒に運動もしていたけれど、弱っている人を利用するだけの組織だと心配ですよね。
YouTubeに拳の団体について興味深い動画がありました。
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街宣活動に抗議する迫力の副社長!
そのゲンコツの労働組合が、アリさんマークの引越社の前で街宣車で抗議をするのですが、それに抗議する副社長とかの会社の幹部が迫力満点でしたね。
でも、ハナさんは街宣車での抗議には反対です。街宣車はうるさくて迷惑です。
ブラック企業が増えると、怪しい団体の活動が活発になるので、企業は雇用環境を良くしてもらいたいものです。
労働基準監督署や他の労組は?
ガイアの夜明けの前半は労働基準監督署がドンキホーテを捜索して書類送検するお話でした。
アリさんでツライおもいをした社員さんも労基に相談しても良かったのではないかな。
それから、ゲンコツのない普通の労組とか。
なんだか、あのゲンコツマークが気になるんですよね。
引っ越しシーズンの到来です
引っ越し業界は価格競争が厳しくて大変ですよね。
ハナさんがその昔引越しをした時も、アリさんマークの引越社を利用しました。
当時は現在のように引っ越しの見積もりサイトなんてありませんでしたから、めぼしい会社を電話帳で調べて営業マンに来てもらって引越し費用を比較して値引き交渉をしたものです。
確か、アリさんの見積もり価格が一番安くしてもらえたのでアリさんに頼みました。
でも、お値打ちの裏では、働く人たちが苦労していたんですね。
春といえば新生活に向けて引越しなども増えるシーズンですよ。
インターネットで手軽に引越し料金の見積もりもできてお得な引っ越しが選べますけれど、価格競争によって、働く人が虐げられる事のないようにしてほしいものですね。