7月10日の日曜日、参院選があります。
正しくは参議院議員通常選挙。
3年に一度必ず行われる選挙ですね。
今年は、なんといっても、選挙年齢が18歳に引き下げられたのが話題です。
そこで、ハナさんから若い世代に向けて、ほんのちょっとのアドバイスをしたいと思います。
そのアドバイスとは、投票したい人がいなくても、投票所へ行こうということです。
白紙票でも無効票でも良いから投票所へ行くことに意義がある
投票したことありますか?
ハナさんは何度もありますよ。
投票の流れは、
- 自宅に「選挙のお知らせ」が届く
- 「選挙のお知らせ」をもって投票所へ行く
- 投票所で選挙人名簿と照らし合わせながら本人確認の質問を受ける
- 本人と確認できたら投票用紙を受け取る
- 投票内容が他の人にわからないように記載
- 投票箱に投函
- 比例区の投票用紙をもらう
- 政党を書き入れて投票
です。
この中で、白票でも、無効票でも良いからと書いた理由が、上記3の「投票所で選挙人名簿と照らし合わせ」のトコです。
あなたが選挙へ参加したかどうかは記録されているのです。
選挙名簿の行方
誰が選挙に行ったかは当然秘密ですから選挙管理委員会で管理されます。
ですが、統計は出るのですよね。
何歳の人達が何人くらい投票へ行ったか・・・
とくに、今年は初めての未成年者、18歳から投票が出来るようになりました。
世間の関心は高いですよね。
ところが、ここで若者の投票率が低かったらどうでしょうか?
選ばれた議員だけでなく、政党関係者や、地方議員に至るまで、
「若者なんて大したことないw」
と、若者に冷たい政策を打ち出すことでしょう。
だから、現在の高齢者が優遇される政策や法律が出来るのですよね。
年寄りは、老獪なだけあって、力の源泉がドコにあるかよく知っています。
政治家を上手く使って自分に都合よく仕事をこなしてきた人だっているかもしれません。
権力者である議員を決められる選挙。
行かない手はありませんよ。
投票したい人がいないよ?
投票したい人がいないという人には、白票や無効票をオススメします。
白票は文字通り何も書かないこと。
無効票は、立候補者と関係のない名前を書くこと。
たとえば、「ハナさんキッチン」とか・・・
誰が何を書いたかわからないのが現在の選挙制度です。
投票の秘密が守られなかったら、それこそ民主政治の崩壊です。
あなたが、真っ白の投票用紙を出そうが、「ハナさんキッチン」と書こうが、誰も分かりっこありませんから自由に書きましょう。
あなたをはじめとする、若い世代が投票をしたという実績が残った方が、選挙へ行かないことよりずっと良いのです。
もちろん、考え方に共感できる候補者や政党があれば、自分の好きな候補者や政党に投票すれば良いと思いますよ。
ただ、甘い言葉と口車には乗らないようにしてくださいね。
理想だけじゃ生きていけませんから。
期日前投票も活用しては?
「投票日はデートだし・・・」「7月10日の日曜日はちょっと用事が・・・」という方には期日前投票をオススメします。
投票日に投票所へいけない方は、投票日前に期日前投票ができます。期日前投票ができる方は、次のとおりです。
- 投票日当日、仕事などに従事している方。
- レジャー、旅行その他の用事で投票区の区域外にでかける方。
- 病気や怪我、出産などで歩行が困難な方。
- 住所移転のため他の市区町村に居住している方。
名古屋市:期日前投票制度(市政情報) から引用
名古屋市の場合は市役所や区役所に選挙のお知らせを持って行けば投票できます。
せっかくの選挙権をムダにしないようにしましょうね。
追記
ブコメで色々なご意見をいただきましたが、投票したい候補者がいたり、投票したい政党がある人は投票すればよいのです。
投票したい候補者がいないとか、投票したい政党がないから、投票に行かないと言う人であっても、白紙投票であっても無効票であっても、若者が投票へ行かないよりマシだという意味で記事にしたのです。
行かなければ0票行っても0票。だけど若者が選挙に行ったという事実は残ります。考え方が共感できる候補がいればその人と政党に投票すれば良いけど、いないから投票に行かないよりも行ったほうが良いと思います。 / “もうすぐ参院選。若い人…” https://t.co/RuUkaRGszs
— ハナさん (@hanahana3kit) 2016年6月30日
それに、投票行為をすることで、選挙を感じられるのではないでしょうか。
仮に今回が白紙や無効票でも、次回はしっかりと選べるかもしれません。
人の意見に流されず、日本という国の形をどのようしたいか、しっかり考えて投票してもらいたいものですね。