年末に公務員の定年延長がニュースになっていました。
ハナさんの知り合いの公務員の人が「定年延長されたら65歳まで働かなきゃいけない」って嘆いていましたよ。
でも、他人事じゃないみたいです。
サラリーマンのハナさんパパの会社でも、どうやら人手不足に備えて定年延長を考えているみたいです。
人手不足は建前で、本当は別の狙いがあるような気がするんですが…
その上、年金支給が70歳になるかもしれないんですよ!
65歳から支給でも退職金を食いつぶしながら生き抜かなければいけないと不安でしたが、年金がもらえる年来が更に5年も先に伸びるかもしれないんです!
現在年金をもらっている人達から見たら、ハナさん世代はなんと虐げられていることでしょうか…
定年延長
ニュースによると、
政府は、原則60歳と定める国家、地方公務員の定年を3年ごとに1歳ずつ延長し、2033年度に65歳とする方向で検討に入った。人件費の膨張を抑制するため、60歳以上の職員の給与を減額するほか、中高年層を中心に60歳までの給与の上昇カーブを抑える考えだ。
【中略】
60歳定年が多い民間企業に見直しを迫る意味合いもある
【強調はハナさん】
ということで、定年退職を65歳に伸ばすことを考えているようです。
で、定年が伸びるだけじゃなくて、
- 60歳以上の職員の給与を減額
- 中高年層を中心に60歳までの給与の上昇カーブを抑える
- 民間企業に見直しを迫る
も狙っているようです。
最近、働き方改革がどうのこうのって言っているのは、定年延長と給与抑制が狙いだったのですね。
定年延長も、このまま働き続けるのは嫌なんですが、退職しても収入を得るため何か仕事につくかもしれないからまぁ良いでしょうが、給料が下がるのはいただけませんね。
若い頃は団塊の世代の上司にやいのやいの言われて、「お前たちもそのうち分かるさ」と言ってバブルでさんざん美味しい思いをした後に退職金をがっぽりもらって去っていった団塊上司達。その煽りを受けて年功序列の給与体系のはずが、歳を重ねるたびに給料が下がっていくという不思議な現象に加えて社会保障費は膨らみ実質給与は下がる一方のハナさん世代。
その上に定年延長と年金支給70歳時代へ…
年金支給70歳
年休支給の年齢も上がっていくようです。
政府が中長期的な指針となる「高齢社会対策大綱」の見直し案で、公的年金の受給開始時期について、70歳を超える選択肢も可能とする方針を打ち出した
選択制で、70歳以上からの選択できるようになるとのことです。
ハナさんは65歳から貰えるはずなんですけど、早く貰うと貰う金額が安くなるそうです。遅く貰うと金額が上がるそうです。
つまり、70歳から年金を貰うように仕向けてあるという事なのですね。
あなた、70歳まで現役で働けます?