先日、自動車を買って納車されました。
ハナさんが買ったのは、TOYOTA NOAH ZWR80G HYBRID Xという、Xグレードのハイブリットカーです。前回書きましたね。
でも、Xグレードにしてちょっとがっかりしたことがありましたので、これからノアを買おうとしている方が同じ思いをしないように書いておきますね。
目次
トヨタ・ノア・ハイブリッド ZWR80Gのグレード
トヨタ・ノア・ハイブリッド ZWR80G には3つのグレードがあります。値段が高い順に、
- HYBRID Si
- HYBRID G
- HYBRID X
です。
ハナさんが試乗したのは、
- 契約した当日にHYBRID G
- 去年に特別仕様車HYBRID X ”Delight Plus”
の2種類のグレードです。
お店には、
- HYBRID Si
- HYBRID G
が展示してあったのですが、買ったのは、
- HYBRID X
です。
会社のおじさんがHYBRIDノアのGグレードに乗っていて、助手席に乗せてもらったこともあります。
つまり、SiとGと特別仕様車には見たり乗ったりしたことがあったんですが、Xの現物は見ていなかったのです。
現物は見ていませんでしたが、それほどの差もないかなぁと思って安いXグレードを選んだのです。
それが良くなかったのですね。
GとXの違い
ハナさんが、エッ(・.・;)?って思ったことを順番に書いていきますね。
「そんなことはじめから分ってただろ!」って言うツッコミは無しでお願いします。
早い話が、調査不足と、思い込みでした・・・
フォグランプ
突然ですが問題です。
Q.下の写真の左右のノアハイブリッドの違いを、塗色以外に1つだけ答えなさい。
画像:トヨタ ノア | 価格・グレード | トヨタ自動車WEBサイト ※加工:ハナさん
チチチチチチッ・・・
答えは・・・
A.フォグランプの有無でした!
左のノアには、フォグランプがあるけど、右のノアにはフォグランプがありません。
- フォグランプがある左のノアがHYBRID G
- フォグランプがない右のノアがHYBRID X
です。
画像:トヨタ ノア | 価格・グレード | トヨタ自動車WEBサイト ※加工:ハナさん
ハナさんが買ったXグレードはフォグランプがないんですよ。
フロントがちょっと物足りないし、今まで乗っていたトヨタ・ノア平成18年式DBA-AZR60Gの特別仕様車はフォグランプが付いていたので、HYBRID Xになってフォグランプがなくなってしまい寂しいです。
カタログはSiとGの写真だったし、乗ったのも特別仕様車とGだけだったので、フォグランプは標準でついているもんだと思ってましたよ。思い込みって怖いですね。
納車の後にセールスマン氏に愚痴ったら、「オプションで付けられますよ」だって。
でも、オプションで付けると、高いんですよ。安くても29,052円(税込み)LEDの高いのは93,852円(税込み)もします。
- HYBRID Gのメーカー希望小売価格が3,106,473円
- HYBRID Xのメーカー希望小売価格が2,996,509円
ということで、
- 価格差は109,964円
です。オプションを付けたら逆転してしまいそうですね。
それに、配線のことを考えれば、はじめから付けてあるほうが安心な感じもします。
Gにすればよかったな・・・
スピーカー
トヨタ・ノア HYBRID X は音が良くないんです。ステレオの音がなんだかこもった感じがするんです。
ノアが納車された後、嬉しくなって子どもたちを乗せてドライブしたら、
「音が悪い。前のノアのほうが良かった」
なんて言われちゃったんですよ!
ガックシ・・・
確かにステレオが、くぐもったような感じの音がして、音の伸びがないのです。
カーステレオの設定のせいかなぁと考えて、カーナビのステレオのイコライザーとかをいじっても変わりませんでした。
それで、いろいろぐぐってみたところ、こんな記事を見つけたんです。
Vグレードに付いてくる薄型天井スピーカーが意外と良い役割をしています。
70系では音が出ているかどうか分からないという声も聞かれましたが(多分高音が出るように設定されているのでしょう)、80系の天井スピーカーはしっかり音が出ています。確認したところ、スライドドアに付いているスピーカーが低音、天井スピーカーが中音〜高音がなるようにネットワークで設定されているようでした。
そしてこの天井スピーカーは、運転席の頭上近くに設置されているので特にテレビの人の声などが意外と聞きやすいと思いのです。
天井スピーカー?
ノアじゃなくて、兄弟車のボクシーなんですけど、ハナさんのハイブリッドノアには天井にこんなスピーカーなんてついてないぞ!
それで、カタログをチェックしたら、
- HYBRID G には天井スピーカーがある
- HYBRID X には天井スピーカーがない
のがわかったんです!
画像:トヨタ ノア | 価格・グレード | トヨタ自動車WEBサイト ※加工:ハナさん
カタログに6スピーカーというのが書いてありましたけど、頭の上に天井スピーカーがあるという意味なんですね・・・
会社のおじさんのGグレードのハイブリッドノアに乗せてもらったときは、ステレオの違和感はそんなになかったし、やっぱりHYBRID X は天井のスピーカーがないから変な音になっちゃうんだよね、きっと。
オプションでも天井スピーカーは付けられないんですよね。
確認不足でした。
Gにすればよかったな・・・くすん(;_;)
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消臭
HYBRID G は、消臭にも力を入れていました。
消臭機能付シート表皮
シートのメイン材に、消臭機能がついた素材を使用しています。
イノドールクイック瞬感消臭というもので、セーレン株式会社が開発した繊維なのだそうです。
ナノレベルのセラミックスがニオイをすばやく吸着し、金属イオンが分解して消臭。イヤなニオイが広がる前に瞬間消臭します。
このWの効果で、驚きの消臭スピードを実現しました。また、いろんなニオイにもまとめて効果を発揮。洗濯しても効果が落ちないのが特徴です。
SiとXグレードは消臭シートですが、Xグレードは普通の繊維です。
ナノイー
運転席右側の吹き出し口から「ナノイー」という水につつまれている電気を帯びたイオンが放出されるそうです。
ナノイーはPanasonicの登録商標ですが、効果については、以前ハナさんが紹介したプラズマクラスターみたいなものじゃないかと考えています。
ナノイーが効果あるのではなく、ナノイーを発生した直後に空気中の酸素に反応してオゾンが発生して、殺菌・消臭をするのではないかとハナさんは考えています。
だから、オゾンの効果で消臭できるのでしょう。
ナノイーもHYBRID G しか付いていません。
リアオートエアコン
ハナさんのHYBRID Xは、後部座席のエアコンはクーラーしか付いていません。
今までも、エアコンだけだったので寒い季節は後ろの席の子どもたちが寒がる時がありました。
HYBRID Gなら、オートエアコンで温度調整が出来ます。
下の写真は、上がGグレードのオートエアコン、下がXグレードのクーラーです。
画像:トヨタ ノア | 価格・グレード | トヨタ自動車WEBサイト ※加工:ハナさん
ハナさん夫婦は運転席と助手席に座ることがほとんどなので大した差じゃないと思っていたけど、後ろの席に座る子どもたちのことを思えばオートエアコンにした方が良かったかもしれません。
やっぱりHYBRID G にすれば良かったかなぁ・・・
快適温熱シート
HYBRID G には運転席と助手席にヒーターが付いています。高級車並みですね。
でも、あちこちのウェブサイトを回っていたら、ハイブリットカーは暖房を付けたとき、エンジンが温まりにくくて、エンジンが暖房のために必要以上に動いて燃費が悪化するそうです。だから暖房の温度を上げなくてすむようにシートにヒーターがついているみたいなんですよ。
以前、寒い夜に、ジャンパーを着たまま手袋をして毛糸の帽子をかぶってプリウスの運転席に乗り込む人の姿を見たことがあります。
ハイブリットカーって、車内が温まりにくいのですね。
HYBRID G にすれば良かったかなぁ・・・
ガラス
全車UVカットのガラスです。
でも、Gグレードだけ、フロントドアのガラスはスーパーUVカットガラスっていうガラスです。
撥水機能もあるそうです。
まあ、紫外線がしっかりカットされれば良いかな。
クルーズ・コントロール
HYBRID Gには高速道路などで速度を一定に保つクルーズコントロールが付いています。
ハナさんは使わないかな。
ハンドル
HYBRID G はハンドルが本革巻き3本スポークステアリングホイールです。
ハナさんのHYBRID X はウレタン3本スポークステアリングホイールです。
素材が違います。でも、カタログの写真を見ただけではピンときません。
ちなみにハナさんは本革巻きよりウッドステアリングが好きです。
まとめ
いろいろグチグチ書きましたが、今まで書いたとおり、
- フォグランプ
- スピーカー
- 消臭
- リアオートエアコン
- 快適温熱シート
- ガラス
- クルーズ・コントロール
- ハンドル
など、快適装備や外観でかなりの差を感じます。特に、スピーカーとフォグランプの違いは大きいですね。
価格が
- HYBRID G が3,106,473円
- HYBRID X が2,996,509円
と、車両本体価格が約300万円で、価格差が約11万円ですから、車両価格に占める割合は約3.7%です。消費税の半分です。
約11万円、約3.7%の差でこれだけの装備の差が出てしまうのです。
ハナさんは少しでも安くしようと思ってXグレードを選択しましたが、納車された後でGグレードにすればよかったと、少し後悔しているところもあります。
後からオプションをつけたり、社外品を取り付けたりするとかえって高くつく場合もありますから、必要な装備は最初からついている方が良いですよね。
新車の購入を考えている方は、ハナさんみたいに後悔せずに納得して新車が買えるように、この記事を参考にしてくださいね。
今から思えば、Gグレードにして、差額の約11万円分を、セールスマン氏にお勉強してもらえばよかったかなぁ・・・
無理?
でもね・・・
新車って良いですね♪
【今日の川柳】
ちょっと待て ノアを買うなら Gにしろ
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